マケルナ会の保守言論への対抗措置は言論ではなく告発

植村隆の継続雇用を表明した札幌北星大学に電凸を行い、You tubeで動画を公開した「たかすぎ」氏がマケルナ会の弁護士団に告発された。

「北星学園大学の業務を妨害」 弁護士ら告発へ 朝日デジタル 2014年12月15日23時54分

 慰安婦問題の記事を書いた元朝日新聞記者の植村隆氏(56)が勤める北星学園大(札幌市厚別区)に電話し、虚偽の内容を話して録音、動画投稿サイトで公開したとして、札幌や東京、大阪の弁護士らが年内にも電話主を被疑者不詳のまま業務妨害容疑で札幌地検に告発することがわかった。

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 被疑者は男性とみられるが、名前や住所は不明。弁護士らによると、この人物は今年8月と10月に同大に電話し、職員に「北星学園大学はね、国賊大学いうことなるんですよ」「犯罪者をね、採用するなんてふざけたことをしなさんな」などと事実に反する内容を話して録音、動画投稿サイトに投稿してうわさを広め、大学の業務を妨害した疑いがあるという。

これは偽計業務妨害罪、即ち「虚偽の風説を流布し、又は偽計を用いて、人の業務を妨害する事」に当たる疑いがある事に対しての告発のようだ。

これが問題視されている動画だ。

マケルナ会がそのように考えるのであれば告発する自由はある。

では、その「疑い」の根拠はどこにあるのだろうか?

たかすぎ氏の主張でマケルナ会が問題視しているのは「植村隆が国家に対する犯罪者であり、犯罪者を雇用している札幌北里大学国賊大学となる」という論旨であるが、唐突にこの部分だけを引用するのがまた朝日らしい。

たかすぎ氏の主張が虚偽に当たるかどうかが争点だ。

■植村隆は国賊か?

国賊とは

三省堂大辞林

国家に害を与える人。

実用日本語表現辞典

自国に害をなす者、国に損害を与えたり国家の尊厳を貶めたりする者をののしっていう語。同種の表現に「非国民」「売国奴」などがある。

植村隆による慰安婦デマの拡散により日本と日本国民は甚大な被害を被ったのだから、日本の一般的な常識や通念によれば「国賊」に該当すると言わざるを得ないと私は思う。

国賊が教鞭をとる大学を国賊大学と呼ぶのは、社会通念上許されざることなのだろうか?

■植村隆は犯罪者か?

犯罪とは

ウィキペディア

犯罪(はんざい、英語: Crime)とは、一般には、法によって禁じられ刑罰が科される根拠となる事実・行為をいうが、それぞれの学問分野においては、より実質的な定義がなされることもある。

植村隆の日本人の道徳観や倫理観に反する報道姿勢を裁く刑法が存在しない為、倫理的には罪と言われる行動であっても、それは犯罪には当たらない。

■植村隆の行為を国家に対する「犯罪」と呼ぶのは虚偽に当たるのか?

これも日本の社会的な通念上の話だが、国家に対する著しい害を与えた行為は、それが例え刑法に違反していない場合でも「国家に対する犯罪」と呼ぶ事がある。

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例えば植村隆の慰安婦記事に関する手記を批評している池田信夫氏の記事にも、このような「犯罪」という言葉の使い方が見られる。

「強制連行」をでっち上げたのは植村隆ではない 池田 信夫

それが誰であるのかを彼は書いていないが、当時の彼の上司で慰安婦問題に熱心だった北畠清泰(故人)ではないか。つまり慰安婦デマは植村の個人的な犯罪ではなく、大阪社会部の組織ぐるみの犯罪なのだ。その部長だった渡辺雅隆社長が、問題を解明できるとは思えない。

池田信夫氏の主張は「慰安婦デマの黒幕は植村隆の背後にいる」というものであるが、仮にそうであったならば植村隆はそれを証明して見せなければ疑いは晴れない。

また、「犯罪」の前に様々な単語をつける事で刑法に違反していない事も「~犯罪」と呼ぶケースもある。

慰安婦問題は朝日が捏造した「戦後最大のメディア犯罪」である 元谷外志雄(アパグループ代表)

たかすぎ氏の電凸の趣旨は「かような国家や国民を著しく貶める行為をしたにも関わらず、公の場で説明も謝罪もしない植村隆は卑怯な人間であり、そのような人間を講師として若者の指導に当たらせるのは最高学府である大学としては不適切である」というものである。

つまり前提としては「植村隆が刑法に違反する行為をした犯罪者である」ではなく、「国家を貶めた国家に対する大罪人」という意味合いである事は、恣意的な捉え方をしなければ誰でも理解できる事であり、少し頭を働かせれば「メディア犯罪」というニュアンスも含まれてると私には思える。

■マケルナ会の真の目的とは?

電凸告発委任のお願い (12月24日 マケルナ会)

電話とネットを使って北星学園大学を攻撃した「たかすぎしんさく」と称する人物を告発する、そのための「委任」のお願いです。
その告発人から委任を受けて弁護士が責任を引き受けて、札幌地検に告発することになります。

その目的は大きく次の2点とのこと。

(1) 北星学園大学の負担を軽くすること

(2) 跳梁するネット右翼の言論へ対抗すること

なるほど、非常に分かり易い目的である。

つまり、マケルナ会と380人もの弁護士団は言論弾圧に対する対抗措置と言いながら、保守の言論に対して言論ではなく論点をずらした「告発」を以って圧力を加えようとしていると見て取れよう。

これでは法曹界のスペシャリスト達が自分達の土俵に一個人を無理矢理引きずり上げ、本来の主張とかけ離れた部分でよってたかって叩きのめそうとしているようにしか見えない。

これを言論弾圧と呼ばずして、何を言論弾圧と呼ぶのだろうか?

池田信夫氏や元谷外志雄などの著名人や企業家は告発せず、社会的弱者である一個人は告発する。

弱いものいじめをしているのはどっちだ?

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