代ゼミ西きょうじの思想

代々木ゼミナールの人気英語講師の「西きょうじ」の記事がスマートニュースで取り上げられている。

【総選挙2014】投票に行けと大人はいうけれど…… 2014年12月12日 ポタリス

この記事は西きょうじと架空の大学生による対話形式という構成をとっており、若者が選挙に行くべきか否かについて西きょうじの持論が展開されている。

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その中での彼の主張が面白い。

■投票に行け、ってうざいんですよね。でも僕たちは政治に期待していないです

西きょうじ「うん、君が投票に行こうが行くまいが私の知ったことじゃない。君自身が抱く現状への不満とか将来への不安とかは君が切り開くしかない。だから勉強しなさい、自分の力で自分の幸福をつかむために。君がイノベーションを起こしそれが国境を越えていけば君は国家に縛られない力を持てるかもしれない。そういう時代になってきているしね。日本という国に縛られなくていいんじゃない。英語なら教えてあげられるよ。 」

■日本がヤバくなっても君が自立できればいい

大学生「ええっ! それじゃあ、日本はどうなってもいいって言うんですか? どんどんヤバくなるんじゃないですか? 」

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西きょうじ「日本がますますヤバくなっても何とかやっていけるような君になったらいいでしょう。社会のことを考えるより自分のことを考えたら? 」

確かに自分の未来は自分の努力で切り拓くべきであり、自分の身は自分で守るしかない。

これには同意する。

しかしながら、彼のいうところの国家に縛られずに個人の力だけで生きて行くという考え方は、日本人の生き方としては一世代のみでしか通用しない生き方であると思う。

何故ならば、彼の推奨する自分の事のみを考えて努力すれば良いというこの生き方を万人が実行した場合、日本人としてのアイデンティティーが次の世代で消え去ってしまう可能性が高いからである。

西きょうじの考え方は「国家そのものすら消えて無くなったとしても、現世代の個人さえ幸せになれればそれで良いじゃないか」と言う事であり、次の世代が不幸になろうが構わないと受け取れる。

これではまるで老害政治家たちと同じではないか。

個人個人が努力を怠らず、世界と戦う力を付ける事は重要だが、それはあくまでも日本人としてのベースがあるという前提であり、それが無ければ相手に信用されない。

予備校でこんな思想を叩き込まれては堪らないと思う。

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