米軍機の相次ぐ墜落 士気低下か

このところ、どうも米軍がピリッとしない。
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米戦闘機、空母への着艦に失敗し墜落

南カリフォルニア沖の太平洋で4日夜、空母に着艦しようとした米海兵隊の戦闘機が海に墜落した。

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FA18E「スーパーホーネット」は、着艦のため空母カール・ビンソンに向けてアプローチしていた際、海に墜落したという。機体はまだ回収されておらず、海軍によれば墜落の原因については調査中だ。

操縦士は緊急脱出し、カール・ビンソンに収容されたが容体は安定しており、完全に回復する見込みだという。

事故を受けてカール・ビンソンの艦上での航空機の訓練は中止されたが、5日の正午に再開された。海軍によれば、カール・ビンソンは派兵に向けた訓練に参加していたという。

スーパーホーネットの事故の数時間前には、米海兵隊のAV8Bハリアー攻撃機がカリフォルニア州南部インペリアルに墜落していた。

一日に2機も墜落とは尋常ではない。

このところ、米軍の失態が目立って来ている。

昨年から今年にかけて、核ミサイル部隊ではミサイルの発射管制にあたる34人が、ICBM運用の習熟試験でカンニングを行い、職務停止を受け、空軍内部では10人の将校が違法薬物所持の疑いで捜査を受けていた際にそれが発覚した。

また、ICBM部隊統括の司令官も飲酒トラブルで解任されている。

カンニングで34人職務停止=核ミサイル部隊、不祥事続き-米軍

4月にはロシアのウクライナ介入に対しての牽制の為に黒海に侵入した最新鋭のイージス艦「ドナルド・クック」に対して、ロシアはSu24戦闘機で電波妨害を行い、イージスシステムを無効化させただけでなく、「ドナルド・クック」に対して12回も模擬爆撃を繰り返した。

この後「ドナルド・クック」はルーマニアへ緊急寄港したが、あろうことか自分の生命を危険にさらしたくないという理由で乗組員27人が退職願を提出している。

確かに米軍は世界最強の戦闘能力を持っている。

しかし、勇敢でない。

兵器や装備の優位性で圧倒しているから、イラクやアフガンでは一方的に相手を虐殺して来ただけであり、相手が肉薄するような実力を持っていた場合、意外と簡単に崩れるかも知れない。

かつて日本は局地戦では何度もそれをやってのけた。

兵器や装備では劣っていたのにである。

ロシアの戦闘機スホイ24 米国のイージス艦「ドナルド・クック」の「鼻をあかす」

6月4日にはオホーツク海において、ロシア戦闘機が米軍機に異常接近している。

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ロシア戦闘機、オホーツク海上空で米軍機に異常接近

米国防総省当局者は3日、オホーツク海上空で4月にロシアのジェット戦闘機が米軍機に異常接近していたことを明らかにした。

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国防総省によると、異常接近は4月23日に発生した。米空軍の偵察機「RC135U」がオホーツク海上空で定例飛行を行っていたところ、ロシアの「SU27フランカー」が進路を遮る形で前方約30メートル以内に接近した。

SU27は方向転換して機体底部を米軍機の方に向け、米軍機からはSU27のミサイル装備が見えたという。

国防総省当局者は「米要員の生命が危険にさらされた」と述べ、「過去数十年で最大級の危険」を伴う事態だったとの認識を示した。

ロシア軍に対しては米上層部から直接懸念を伝え、以後こうした事態は起きていないとしている。

かつて米軍がここまで嘗められた事があっただろうか?

今の米軍はロシア・中国に嘗められ、欧州からは信用を失っている。

ASEANに対しては対中包囲網構築の姿勢は見せてはいるが、中国はアメリカの足元を見ている。

アメリカメディア、「オバマが軟弱な一方で中国は慎重かつ大胆」

中国のやり方は軽率であるようだが、アジアおよびワシントンの高官やアナリストは北京が行動を取ったタイミングについて十分に考えをめぐらしていたという結論を下した。

今のアメリカ大統領は軟弱で、言葉遣いは強腰で、アジア同盟国を支持すると主張しているが、手を出して反撃することはない。

アナリストによると、シリアとウクライナに軍事的に関与していないことが、オバマ大統領の弱腰外交を裏付けている。

北京にとって今は領土主権を主張する良い時機だ。

隣国は事実を黙って認めるしかない。

というのは自国の経済繁栄を実現するには中国の巨大な市場に頼らなければならないからだ。

いつも中国の発展に心中びくびくしているアジア太平洋地域の一部の国にとって、最近の中国の一連の対応には、さらにおちおちしていられない。

大体これは『ロシア軍に対しては米上層部から直接懸念を伝え、以後こうした事態は起きていないとしている』・・・『危ないから止めて下さいロシアさん』とでもお願いしたのだろうか?

お前はのび太か?

田母神氏流に言えば、「ふざけた事をすると、やらないでとお願いしちゃうぞ!」

これが今の米軍のヘタレぶりである。

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だが、米軍が残念な事になっているのは、ある意味自然な流れかも知れない。

何しろ財政緊縮で国防予算は減額、おまけに大統領は大の軍隊嫌いのオバマである。

これで士気を維持しろという方が、普通の国では酷なのだろう。

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翻って日本の自衛隊はどうだろうか?

憲法9条でがんじがらめに行動を規制され、危険な状況に陥っても先制攻撃すら許されない。

かつて三島由紀夫が自決の日に市ヶ谷の陸上自衛隊の駐屯地でこう言った。

「諸君は武士だろ!武士ならばだ! 自分を否定する憲法をどうして守るんだ!」

米軍の国際社会での影響力が急激に後退している今こそ、本気で憲法改正に取り組まなければ、アジアの平和と秩序は維持出来ない。

いや、既に中国によって秩序は奪われているのだから、秩序を取り戻す為の憲法改正である。

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