水井多賀子というジャーナリスト
タイトルを「水井多賀子というジャーナリスト」としているが、私はこの人を知らない。
では、なぜこのようなタイトルを付けたのかと言えば、水井多賀子の安倍政権女性閣僚と党三役批判があまりにも酷い内容だからである。
母乳強制、DV擁護、中絶禁止…安倍内閣・女性閣僚の「反女性」発言集
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水井多賀子が批判している女性閣僚達の過去の発言
1.山谷えり子拉致問題担当相
過去の発言
・「子守歌を聞かせ、母乳で育児」
・「授乳中はテレビをつけない」
・「児童の2次障害は幼児期の愛着の形成に起因する」
・「女性は女性らしく」「女性は母親という神聖な役割をになっている」
・「それ(結婚)が女性の生き方として生物学的に理にかなっている」
・「ほんとうに子ども時代はですねえ、ちょうちょが飛んでいる姿、お花がキレイに咲く姿、昆虫が一生懸命歩いている姿、それで命の尊さというのは私達はじゅうぶん学んできたんですよね」
・「ほんとうは(性教育は)結婚してからだと思いますね、はい」
2.有村治子女性活躍担当相
・「子育て中の女性議員が、国防の重要性、あるいは私たちの未来の安全保障を考える、そういうことを自らの活動の原点にして発信していくことも大事だと思っています」
・「日本はいつから、『子供ができた・できない、作った・作らない、堕す・堕さない』などの言葉を使う国になってしまったのか。その頃から、子が親を殺し、親が子を殺す世相になってしまったのではないか。これからは、『神様から、仏様から、天から、ご先祖から、子供が授かった』という言葉を使いたい」
3.高市早苗総務相
・「(選択的別姓にすると)結婚した知り合いに年賀状を出すとき、この人が別姓か同姓かわからなくて面倒」
・婚外子の遺産相続分を嫡出子の半分とする民法規定が違憲とされた判決に対して「ものすごく悔しい」
4.稲田朋美自民党政調会長
・男女共同参画社会基本法に対し「おいおい気は確かなの?と問いたくなる」
・「女性の割合を上げるために能力が劣っていても登用するなどというのはクレージー以外の何ものでもない」
・「働いているお母さんのほうが、家で家事をしたり子育てしているお母さんより「偉い」という風潮はおかしいですね」
・「いまや「DV」といえばすべてが正当化される。DV=被害者=救済とインプットされて、それに少しでも疑いを挟むようなものは、無慈悲で人権感覚に乏しい人非人といわんばかりである。まさに、そこのけそこのけDV様のお通りだ、お犬さまのごとしである」
・「DVという言葉が不当に独り歩きすれば、家族の崩壊を招きかねない」
・「家族を特別視しない価値観が蔓延すれば、地域共同体、ひいては国家というものも軽んじるようになってしまいます。帰属意識というものが欠如して、バラバラの、自分勝手な個人だけが存在するようになるでしょう」
・「日本独自の核保有を、単なる議論や精神論ではなく国家戦略として検討すべき」
・「教育体験のような形で、若者全員に一度は自衛隊に触れてもらう制度はどうですか」
・「「草食系」といわれる今の男子たちも背筋がビシッとするかもしれませんね」
水井多賀子はこの発言全てに否定的であり、このような女性を重用する安倍政権を批判している。
確かに過去の発言を鑑みると、安倍政権の打ち立てる「女性の活用」にはそぐわない人選ではある。
しかし、これらの女性達の発言そのものは意外と的を得ている物が多く、批判すべきは「女性活用」をアピールする為に選んだ女性達が結局は男女の役割の違いを認めており、「女性の活用」という大前提が間違っていると露呈した点についてだろう。
この記事だけを見ると、水井多賀子という人は真正左翼の国家崩壊を目論む人物と思えるのだが、別の記事ではこんな事を述べてもいる。
仰天! 村上春樹が大麻パーティに参加していた! 酩酊写真も流出
まさか、春樹のような大作家が反社会的な行為に耽っていたなんて──。若い読者のなかには、このようにショックを受ける人もいるかもしれない。
だが、春樹が全共闘世代であること、そしてヒッピーカルチャーに慣れ親しんだ世代であることを考えれば、なんら不思議な話ではない。
安倍政権批判の記事を見るとイデオロギーを持っていない様には見えないのだが、実は行き当たりばったりで記事を書いているだけかもしれない。
ひょっとすると頭が普通ではないのかも知れない。
何れにせよ、水井多賀子記事は安倍政権を批判したいのか応援したいのかは分からないが、この人の言う通りに政治が動けば日本は確実に崩壊するのは間違いない。